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第11回全国和牛能力共進会の概要

6)総合評価群(7区)

 種牛能力と産肉能力を総合評価する出品区で、地域の改良の中核を担う種雄牛の産子を実証展示し、各地域の改良成果を確認することを狙いとした出品区です。

 出品は本会認定の育種組合の存する道府県を中心として、道府県の改良方針に基づき計画的に造成された同一種雄牛の産子を、種牛群(4頭)と肉牛群(3頭)合わせて1群として出品されます。

 出品牛の父牛には年齢の制限が設けられ、種牛群の出品牛は繁殖能力と産肉能力について、また肉牛群の出品牛は産肉能力について、それぞれ一定以上の水準が求められます。

 この区の対象種雄牛により生産された優良雌牛を積極的に地域内で保留し、種牛能力と産肉能力をバランス良く備えた次世代の繁殖雌牛集団づくりにつなげます。