平成30年度種雄牛現場後代検定合同調査会を開催しました

 現場後代検定を活用した地域の特色ある種雄牛造成の促進とを目的とした種雄牛種雄牛現場後代検定合同調査会を、平成31年2月14~15日の2日間、京都市において行いました。
 本調査会は、各地域の現場後代検定調査牛を一堂に会し、枝肉調査と種雄牛造成の経緯、調査牛の飼養管理の考察を行うことで、種雄牛の能力の確認と十分に能力を発揮するための肥育技術の検討を行う場としています。
 今回は、北海道から沖縄県まで12道県から13セット42頭の出品があり、出品牛の枝肉調査を行うとともに、種雄牛の造成背景と肥育期間中の飼養状況についての報告に基づく枝肉成績の考察や、地域の特色ある牛づくりへの取り組みについて検討を行いました。
 また、15日には、「新たな牛肉の価値観の構築」をテーマとしてシンポジウムを開催し、脂肪の質や交雑脂肪の形状(小ザシ)といった牛肉の美味しさに関連する新たな形質の評価体制の構築に向け、長野県と岐阜県の取り組みについて報告をいただきました。

  開催日:平成31年2月14日(木)~15日(金)

  場所:京都府京都市南区  京都市中央卸売市場第二市場
       〃 中京区 全国和牛登録協会2階ホール

  出席者:道府県関係者約200名 本会側研究員5名 および本会役職員

  内 容:平成31年2月11日(月・祝)搬入、個体確認、生体調査
          2月12日(火)生体重測定、と畜、冷却
          2月14日(木)枝肉調査、枝肉研究会
          2月15日(金)シンポジウム

  調査牛:去勢牛29頭,雌13頭

北海道 「夜桜」        (黒原 5933)の調査牛 (去勢1頭、雌2頭)
岩手県 「安久勝晃」 (黒原 5944)の調査牛 (雌3頭)
    〃 「北孝栄」   (黒  15114)の調査牛 (去勢1頭、雌2頭)
宮城県 「百合好平」 (黒原 5951)の調査牛 (去勢3頭)
岐阜県 「白梅萌」   (黒  15116)の調査牛 (去勢2頭、雌1頭)
島根県 「百合五月」 (黒原 5927)の調査牛 (去勢3頭)
広島県 「帝釈丸」    (黒  15180)の調査牛 (去勢1頭、雌2頭)
山口県 「関平福」    (黒  15098)の調査牛 (去勢4頭)
長崎県  「美津洋」     (黒原 5964)の調査牛 (去勢3頭)
大分県 「隆之森」     (黒原 5920)の調査牛 (去勢3頭)
宮崎県 「吉富士丸」  (黒原 5954)の調査牛 (去勢3頭)
鹿児島県 「土瀬波」    (黒原 5937)の調査牛 (去勢1頭、雌2頭)
沖縄県 「茂北福」    (黒原 5868)の調査牛 (去勢4頭) 

 

[枝肉研究会ならびに総括検討会]          
  1)出品種雄牛紹介と造成経過等の報告
  2)全体まとめ 
  3)感謝状贈呈 

[シンポジウム] 
  テーマ:「新たな牛肉の価値観の構築」
    「脂肪の質に係る育種価評価の現状について」
       全国和牛登録協会情報解析課
    「信州プレミアム牛肉による長野県産牛肉のブランディング戦略」
       長野県農政部園芸畜産課
    「岐阜県における新たな価値観を取り入れた種雄牛造成について」
       全国和牛登録協会岐阜県支部