「和牛」平成28年7月号を発刊しました

●表紙写真
「由布市和牛育種組合設立現地調査会と名牛「第一榮号」の碑」

発刊日:平成28年7月25日

説苑
再任のご挨拶 

地域活動
摩周和牛改良組合の紹介について
         北海道 摩周和牛改良組合

アニュアル・リポート
育種価評価の現状
          公益社団法人全国和牛登録協会 情報解析課

第11回全共へ向けて
宮城県全共現地だより
  第11回全共宮城大会の準備状況について
         第11回全国和牛能力共進会宮城県実行委員会事務局

第11回全国和牛能力共進会発会式の開催について
         公益社団法人全国和牛登録協会

会報・登録彙報・統計資料
役員会・各種委員会関係
第11回全共関係
指導事業関係
事業計画関係
審査・産子検定
産肉能力検定結果の採択
登録証明書の再交付等
統計資料
賛助会員名簿

公益社団法人全国和牛登録協会の社員選挙の実施について

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公益社団法人全国和牛登録協会の社員選挙を、下記により実施いたします。

[公示文書]
公益社団法人全国和牛登録協会社員選挙の公示(PDF)

[別紙]
社員選挙区並びに投開票場所(PDF)

[関係書類]
公益社団法人全国和牛登録協会社員候補者届出書(Word)

平成28年熊本地震にかかわる義援金のお礼と御報告

平成28年熊本地震の発生に対し、当協会より義援金のお願いを申し上げましたところ、多大なる御厚志を賜り誠にありがとうございました。
皆様からいただきましたご支援の総額は、4,890,000円(平成28年7月4日現在)となりました。
また、義援金とあわせて温かい励ましのメッセージもお送りいただいております。
お心遣いに心より感謝申し上げます。

いただきました義援金は、当協会熊本県支部と連携を取り、被災地の支援につなげさせていただきます。

産地の一日も早い復興と被災された農家並びに関係者のご健康の維持・快復を心よりお祈り申し上げます。

全国和牛登録協会は、今後ともより一層努力し、和牛登録事業を通じた育種改良に努めてまいりますので、一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

平成27年度種雄牛現場後代検定合同調査会を開催しました

g022

平成28年2月8日,9日の両日,平成27年度現場後代検定合同調査会が開催され,12県から15頭の出品がありました。
枝肉研究会では,種雄牛の造成背景から,肥育期間中の飼養状況,枝肉成績の考察などについて,各県より発表をいただきました。今年度の合同調査会は,第10回全国和牛能力共進会(長崎大会)の第1区に出品いただいた種雄牛も多く,全共出品に対する地域の想いや取り組み経緯などについても報告をいただきました。また,今年度も出品調査牛のMUFA(一価不飽和脂肪酸)含有率の測定を行いました。

シンポジウムは一般社団法人全国肉用牛振興基金協会との共催により「SNP情報による系統分類と効率的な美味しい和牛肉生産の追求」と題して行われました。本会からは,昨年度に引き続き,今回出品された15頭の種雄牛について,和牛DNAデータベースに蓄積されたSNP情報による系統分類の結果および各県の雌牛集団を対象とした系統分類結果,牛肉の成熟度に関わるとされる一般成分(水分,粗タンパク質,粗脂肪)とコラーゲンに対する調査について報告しました。また,取組事例紹介として,宮城県畜産試験場上席主任研究員の石黒裕敏氏から,「黒毛和種肥育牛における飼料用米給与と肉質評価について」と題して,飼料用米給与の肥育試験結果ならびに牛肉の官能評価試験についても報告いただきました。

開催日:平成28年2月8日(月)~9日(火)

場所:宮城県仙台市宮城野区 仙台市中央卸売市場食肉市場
〃  青葉区 東京エレクトロンホール宮城

出席者:道府県関係者約200名 本会側研究員7名 および本会役職員

内容:平成28年2月4日(木)搬入,着時体重測定,個体確認,生体調査
、..2月5日(金)調査牛のと畜,解体,冷却
、、、2月6日(土)終日冷却
、、、2月7日(日)枝肉カット,光学測定,採材,本会関係者枝肉調査
、、、2月8日(月)枝肉調査,販売,枝肉研究会,懇親会
、、、2月9日(火)シンポジウム

調査牛:去勢牛31頭,雌15頭
・北海道  「茂晴安」 (黒 14841)の調査牛(雌 3頭)
・岩手県  「美乃宝純」(黒原 5547)の調査牛(雌 3頭)
・ 〃   「天王招福」(黒原 5549)の調査牛(雌 3頭)
・ 〃   「雪福秀」 (黒原 5545)の調査牛(去勢3頭)
・福島県  「福之助」 (黒原 5565)の調査牛(去勢1頭,雌2頭)
・岐阜県  「白藤85」(黒原 5593)の調査牛(去勢3頭)
・鳥取県  「平白鵬」 (黒原 5616)の調査牛(雌 3頭)
・島根県  「釣波」  (黒原 5554)の調査牛(去勢3頭)
・岡山県  「黒金糸藤」(黒原 5540)の調査牛(去勢2頭,雌1頭)
・長崎県  「勝乃幸」 (黒原 5630)の調査牛(去勢4頭)
・大分県  「安森照」 (黒 14918)の調査牛(去勢3頭)
・ 〃   「輝玉福」 (黒原 5542)の調査牛(去勢3頭)
・宮崎県  「鞍之国」 (黒原 5582)の調査牛(去勢3頭)
・鹿児島県 「忠久勝」 (黒原 5567)の調査牛(去勢3頭)
・宮城県  「平茂洋」 (黒原 5585)の調査牛(去勢3頭)

[枝肉研究会ならびに総括検討会]
1)出品種雄牛紹介と造成経過等の報告
2)全体まとめ
3)感謝状贈呈

[シンポジウム]
【SNP情報による系統分類と効率的な美味しい和牛肉生産の追究】
1)SNP情報による系統分類とその特長について
              本会総務課 山口 由紀
2)牛肉の成熟度形質理化学分析の調査結果と脂肪の質改良に向けて
            本会情報解析課 勝田 智博
3)黒毛和種肥育牛における飼料用米給与と肉質評価について
   宮城県畜産試験場 上席主任研究員 石黒 裕敏

第22回和牛育種・改良問題セミナーを開催しました

第22回目となった本セミナーでは,DNA解析情報の活用をテーマとして開催し,はじめに,京都大学の祝前教授より「ゲノム情報に基づく遺伝的能力の評価について」と題して,とくにゲノミック予測(ゲノム育種価予測)の理論やその特徴等について講義をいただきました。ゲノム育種価予測については正確度の向上や遺伝的多様性に配慮した選抜の可能性,世代間隔の短縮などの利点が考えられますが,実際に応用するには対象集団やSNP効果については充分な検証を行う必要があります。
また,現行のアニマルモデルBLUP法における選抜に偏りを生じさせる可能性もあり,慎重に検討していく必要があるとの提言をいただきました。

また,京都産業大学の野村教授からは「SNP情報を用いた黒毛和種の系統再構築と遺伝的多様性の評価」として,SNP情報を用いた系統分類の手法である判別分析の考え方と結果について,また,SNP情報を用いた集団の有効な大きさの推定について報告をいただきました。当日は24道府県から44名の出席があり,有意義なセミナーとなりました。

開催日:平成28年1月12日(火)10:00 ~ 15:00
場 所:ハートピア京都大会議室(京都市)
出席者:約68名
[内容]
1.ゲノム情報に基づく遺伝的能力の評価について
京都大学大学院農学研究科    祝 前 博 明

2.遺伝的多様性の確保に向けたSNP情報の活用方法について
1)SNP情報による種雄牛の系統分類(ストラクチャー分析)について
全国和牛登録協会総務課     山 口 由 紀
2)SNP情報を用いた黒毛和種の系統再構築と遺伝的多様性の評価
京都産業大学総合生命科学部   野 村 哲 郎
3)雌牛集団を対象とした集団構造の分析
全国和牛登録協会総務課       山 口 由 紀

「和牛」平成28年4月号を発刊します

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●表紙写真「青森県十和田市 惣辺牧場の春」

発刊日:平成28年4月22日

説苑
現在は、過去か未来か? 

地域活動
とかち帯広和牛生産改良組合の紹介について
         北海道 とかち帯広和牛生産改良組合

TOPIC’S
平成27年度現場後代検定合同調査会 開催される
          公益社団法人全国和牛登録協会 情報解析課

第11回全共へ向けて
宮城県全共現地だより
  第11回全共宮城大会の準備状況について
         第11回全国和牛能力共進会宮城県実行委員会事務局

会報・登録彙報
役員会・各種委員会関係
第11回全共関係
指導事業関係
本会改良組合強化規程による組合認定
審査・産子検定
産肉能力検定結果の採択
登録証明書の再交付等

会長からの御挨拶

会長理事 向井文雄
会長理事 向井文雄

全国和牛登録協会のホームページにおいで頂き有り難うございます。

全国和牛登録協会は,平成24年4月1日をもって,特例民法法人から公益社団法人として新たな出発をいたしました。
昭和23年3月3日雛の節句に和牛の登録と育種を専門とする技術者からなる組織として発足以来64年,農家を会員とする登録団体として「信用は登録の生命なり」を基本理念に,登録事業を通じた育種改良に取り組んでまいりました。戦後の厳しい世相のなか,わが国固有の実用家畜である在来和牛の改良による農業生産の安定化を目指して,戦後の復興期から高度経済成長という激動期,世界的規模での食料の生産流通という国際化へとめまぐるしく変化する社会経済環境の時代を経て,多くの関係者が,文字通り和牛の生き残りをかけて,社会が要求する能力を備えた品種へと一歩一歩育種改良を進めてまいりました。いまや,和牛は農用牛という農業経営の伴侶から「Wagyu」として世界に誇る肉用品種としてわが国農業の基幹作目に成長し,国際化が加速する今日,和牛はわが国が育てた遺伝資源,貴重な知的財産としてますます重要になっております。

このたび,国の公益法人の見直しに際して,全国和牛登録協会が進めてきた登録・育種事業が和牛経営の向上による地域社会の活性化に加えて,良質の牛肉を安定的かつ持続的に供給し,わが国の安全安心の食料生産に大きく貢献すると評価され,公益法人への移行が認定されました。
公益社団法人への移行を契機として,全国和牛登録協会と協会の構成員である全国の会員が一丸となって,厳正な登記・登録の実施と全国各地の育種改良基盤の強化や人材育成など各種の公益事業を一層推進するとともに,広く一般の皆様にも和牛がわが国の貴重な生産畜産物であり,風土と伝統の所産であることを知っていただくことにより和牛の価値観をさらに高め,産地の活性化に寄与していくことが,美味しい和牛肉を安定的に供給するために欠かせない使命であると決意を新たにしております。

平成29年9月には宮城県仙台市において第11回全国和牛能力共進会が開催されます。全国和牛能力共進会は,5年という年限を区切って時代が求める和牛像を実証展示し,全国の和牛生産者が一堂に会して改良成果を競い合い,飼養管理技術を切磋琢磨する一大行事であり,今日の和牛をもたらした原動力といえる大会です。宮城大会では,歴史と風土に培われた我が国固有の財産である和牛の魅力を多くの方々に伝えると共に,東日本大震災からの復興に向け被災地域と全国の産地が力強く歩む姿を発信したいと考えています。

平成29年4月1日
公益社団法人 全国和牛登録協会 会長 向井 文雄

「和牛」平成28年1月号を発刊しました


●表紙写真「雪の中の高等登録」

発刊日:平成28年1月25日

年頭所感
新年のごあいさつ 

地域活動
高等登録の推進から系統造成へ
         一般社団法人北海道酪農畜産協会 岸 大輔

褐毛和種高知系,エポックメーキングの一年
         公益社団法人全国和牛登録協会 山口 由紀

第11回全共へ向けて
宮城県全共現地だより
  第11回全国和牛能力共進会宮城県決起大会の開催等について
         第11回全国和牛能力共進会宮城県実行委員会事務局

会報・登録彙報
役員会・各種委員会関係
指導事業関係

審査・産子検定
登録証明書の再交付等
優良和牛改良組合表彰

「和牛」平成27年10月号を発刊します

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発刊日:平成27年10月27日

●表紙写真「青森県十和田市 惣(そう)辺(べ)牧場」

説苑
温故知新 -潮目は変わるのか?- 

地域活動
南部地区和牛改良組合の紹介について
         沖縄県 南部地区和牛改良組合

島根県下和牛育種組合現地検討会開催!
 ~島根和牛の歴史・現在・未来~
         公益社団法人全国和牛登録協会 穴田 勝人

「みんなの力」を地域の力に! 飛騨地区和牛育種組合系統研修会
         公益社団法人全国和牛登録協会 息才 明子

にっぽん全国がんばる顔
未来の牛飼い達 宮城に集結!!
         公益社団法人全国和牛登録協会 菅野 成厚

第11回全共に向けて
宮城県全共現地だより
第11回全国和牛能力共進会宮城県決起大会の開催等について
         第11回全国和牛能力共進会宮城県実行委員会事務局

会報・登録彙報
役員会・各種委員会関係
指導事業関係
規程類の制定と改正

審査・産子検定
産肉能力検定結果の採択
登録証明書の再交付等
連産牛表彰

「和牛」平成27年7月号を発刊しました

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発刊日:平成27年7月24日

説苑
和食とこだわりの和牛 

地域活動
阿賀・阿賀野和牛改良組合の紹介について
         新潟県 阿賀・阿賀野和牛改良組合

アニュアル・リポート
育種価評価の現状
         公益社団法人全国和牛登録協会 情報解析課

第11回全共に向けて
宮城県全共現地だより
  第11回全共宮城大会の出品対策について
            第11回全国和牛能力共進会宮城県実行委員会

会報・登録彙報・統計資料
役員会・各種委員会関係
第11回全共関係
指導事業関係
規程類の制定と改正
事業計画関係
審査・産子検定
産肉能力検定結果の採択
登録証明書の再交付等
統計資料
賛助会員名簿